蕎麦の実 / buckwheat

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 非常に古い歴史を持つ蕎麦は、中央アジア起源の植物です。畑で早く育ち、広い葉を持つ、一年生の植物です。栽培条件により、その高さは60‐120cmほどの間で変わります。花は白、ピンク、または赤色で、芳香を持ち、蜜を集めるミツバチにとってもとても魅力的な花です。蕎麦はちみつは濃い色で力強い味わいを持ちます。

 蕎麦は、糖尿病、高血圧、コレステロール、肥満、セリアック病など様々な健康障害に対してお勧めの健康的な食品の一つです。その名(※トルコ語で「黒い麦」)から穀類と思われがちですが、穀類ではありません。タデ科に属す、穀類に似た植物です。蕎麦の食される部分は、三角形の実の部分です。ほんのりと香りがあり、あまり強くないブルグルに似た味わいがあります。

 セリアック病患者は、小麦、大麦、ライ麦、また定かではないもののオーツ麦に含まれるグルテンと呼ばれるたんぱく質に耐性がありません。治療が不可能なこの病気を持つ人々は、食事制限をする他なく、グルテン・フリーの食材を用いざるを得ません。グルテンを含まない蕎麦であれば、セリアック患者はピラフやパスタ、パンなどの形で安心して摂取することができます。


その他効用;


 痩身効果、コレステロール低減、高血圧低減、貧血や心臓の不具合にも効果あり。また血糖値を抑制し糖尿病のリスクを低減させます。

使い方;


・蕎麦の実1に対して水2の割合でピラフができます。
・レンズ豆入りのキョフテで、ヨーグルトのスープで、またはドルマなどで、ブルグルの代わりに使えます。
・茹でて水切りした後、クスル(ブルグルを使ったサラダ)やサラダにすることができます。また、茹でた蕎麦の実をパスタのように少量の油で調理することも可能です。
・洗って熱湯に一晩漬け込み、湯切りしてから、牛乳をかけてコーンフレークのように朝食にすることもできます。