11月24日開催
『DISCOVER TURKISH FOODS』
奥田シェフ プロデュース トルコ食材の夕べ
イベントレポート


フォトギャラリー


2016年11月24日(木)、コンラッド東京にて、トルコ食材プロモーションイベントの第二弾『『DISCOVER TURKISH FOODS~奥田シェフ プロデュース トルコ食材の夕べ~』が開催されました。






前回の規模を上回り、合計で140名を上回るお客様がご来場くださいました。
今回は、フードコーディネーターやフードアナリスト、料理研究家、メディア関係、政府関係機関や協会、インポーター、外食チェーン、GMSやデパートなど、様々なカテゴリーからトルコ食材に関心をお寄せくださった方々が数多くご参加くださいました。

会場にはトルコの食材の魅力を余すところなくアピールするディスプレイも設置。パスタや色とりどりの穀類・豆類、オリーブオイル、ドライフルーツに各種ハーブやナッツ類、レモン、オレンジ、グレープフルーツといったシトラス類など、トルコの豊かな自然の恵みがテーブルいっぱいに敷き詰められ、注目を集めました。



まずは、エーゲ輸出機構(EIB)会長サブリ・ウンルトゥルク氏によるご挨拶。
「600億ドルの生産量で欧州最大、世界7位の農業大国であるトルコ。10年以上FOODEXにトルコ・パビリオンとして出展していますが、来年は40社近い出展者を連れて日本の市場にアプローチします。」と話すサブリ氏は、農産物セクターにおける二国間の民間セクターの協力が非常に重要であると強調しました。




その後、駐日トルコ共和国大使アフメット・ビュレント・メリチ氏のご挨拶。現大使は日本人の奥様とご結婚されており、日本語でご挨拶をしてくださいました。トルコは東西文化の懸け橋として豊富な食文化を擁していること、その豊かな食文化を支えるトルコの食材が今後日本市場にますます増えていくことを強調しました。



さて、いよいよメーン・イベント、クッキング・デモンストレーションの時間です。



今回トルコ食材を手掛けるのは、【素材の魔術師】として知られる山形イタリアンのアル・ケッチァーノのオーナーシェフ、奥田政行氏。世界を舞台に活躍し、メディアでも頻繁に取り上げられている実力派シェフです。ちょうど先日、<料理マスターズ シルバー賞>を受賞されたばかり。お忙しい最中、このイベントのためにトルコ食材を使ったオリジナルレシピを開発してくださいました。

まず一品目は、『蕎麦のクレープとホイップクリームと蜂蜜』。



トルコ産玄蕎麦を挽いて粉にし、ベーキングパウダーの代わりにトルコ産ビールを使用。薫り高い蕎麦の風味に、あっさりしたクリームの口どけと、蜂蜜のほのかな甘さが見事にマッチした一品でした。
この斬新な組み合わせには、EIBのサブリ会長も「初めての味だがとても気に入った。蕎麦の実とクリームのマッチングが素晴らしい」と絶賛。


二品目は、『トルコのドライフルーツとナッツとパーシモンのサラダ』。



ユーラシア大陸を横断する渡り鳥が体力をつけるために食するイチジクや木の実をふんだんに使用して、食感が命の柿と合わせることで、新しい「トルコの味」に仕立ててくださいました。ドライフルーツをサラダに使うという斬新な提案にうならされます。今回、使用されている柿は、エルトゥールル号事件でトルコとは縁の深い和歌山県庁がご提供くださいました。


三品目は、『レンズ豆と牛肉のスープリゾット』。



今回はトルコの挽き割り小麦ブルグルを使い、大葉を添えてコンソメスープをかけたお茶漬け風のアレンジです。牛肉スライスの上からアツアツのコンソメスープを回しかけ、皿の上でお肉の色が変わると客席からも歓声が上がります。ブルグルという日本人には目新しい食材の、トルコ料理にとらわれない発想から生まれた日本人向けメニューでした。


軽妙かつ奥深いトークと魔法のような手際の良さですっかり会場の空気を掴んだ奥田シェフは、最後にわずかに余った時間で即興料理をご披露くださいました。トルコ産品であるセージを使った『セージのチキンカツ』。



消化を促進してくれるというセージを油にそのまま落として一緒に揚げることで、揚げ物ながら胃もたれしないカツになるとのこと。揚げたての美味しそうな完成品を目の当たりにしながらも、即興料理なので皆様に試食していただけないのがなんとも残念でした。


一通りのデモンストレーションが終わり、フォトセッション。




Q & Aでは奥田シェフの食材や食文化に関する奥深い知見を垣間見ることができました。




続いて、バリスタの井崎英典氏とパティシエ江森宏之氏からのビデオ・メッセージ。トルコ・コーヒーやヘーゼルナッツの魅力についてのトークを聴きながら、新提案のシナモン・オレンジ・フレーバーのトルコ・コーヒーと、ヘーゼルナッツのアイスクリームを召し上がっていただきました。




その後、EIBのトュマイ・チェティネル女史によるプレゼンテーション。トルコ産品のポテンシャル、トルコという国の魅力をスライドと映像で解説しました。




19時からは第二部のカクテル・パーティーです。
デモンストレーションでお出しできなかった奥田シェフ開発レシピから二品、『ひよこ豆のピューレとレモンで香りをつけたオリーブオイルと海老』『スパイシーなジャガイモとデュカと羊ロースト』が提供されました。またそれ以外にも、トルコ産食材をベースにした様々なお料理が並びます。









トルコ産ワインも赤・白・ロゼ各種取り揃え、ゲストの皆様にお楽しみ頂きました。



美味しいお料理と美味しいワインをともに交流の時間をお楽しみ頂きつつ、スクリーンでは江森シェフのトルコ食材に関するお話や、成城の人気パティスリー『マルメゾン』の大山栄蔵氏からのビデオ・メッセージも流して、トルコ食材情報盛りだくさんのひと時でした。



お客様の皆様には、トルコ食材の詰め合わせパッケージと、ビデオ・メッセージをくださった大山氏が手掛けたトルコ食材を使ったお菓子の詰め合わせを、お土産としてお渡ししました。



トルコ食材詰め合わせ
・オリーブオイル
・ブルグル
・ドライトマト
・オレガノ
・セージ
・ドライいちじく
・ドライレーズン



トルコ食材使用菓子詰め合わせ
・ヘーゼルナッツとアーモンドのクッキー
・ヘーゼルナッツのフィナンシェ
・ドライいちじくのマカロン
・タイムのチーズクッキー


トルコに満たされたひと時の思い出を、ご自宅で少しでも思い出して頂けますように。

アンケートでもたくさんの好評のお声を頂き、事務局一同大変うれしく思います。
イベントにご参加くださった皆様には、ぜひ今後もトルコ食材の魅力発信にご協力頂ければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします!





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